マスクは他人のためだけ ならず

緑のまぶしい季節になりました。
気温も上がり、
外出時のマスク着用もだんだんと億劫になる時があります。

そんな時、歯科Dr.からお話をお聞きしました。

オンライン診療等、
医療の現場でも3密を回避する様々な策が導入されていますが、
お口の中を診ていただく歯科では、
濃厚接触はどうしても避けられないのだそうです。

そんな命の危険を冒して治療をされているDr.からの
お話は強く心に響きました。

これを読んでくださっている方にも
関係があるかもしれませんので、
共有させていただきます。

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他人に感染させないためのマスク着用は
すっかり浸透してきました。

でもマスクの役割はそれだけではないのです。

マスクを着けているその人自身も守ってくれているのです。

ウイルスが鼻から入った場合、
私たちには
体内への侵入を防いでくれる仕組みがあります。

1日に分泌される鼻水は約2リットル。
鼻からウイルスが入っても、
鼻がフィルターとなり、
鼻水が洗い流し、
鼻水は胃に流され、
胃酸が退治してくれます。

これが、鼻呼吸が推奨されている理由の1つです。

一方、
口から入った場合、
気管から肺へと到達してしまう恐れがあります。

だから、
どうしても口は守らなければならないのです。

普段、
何気なく口元に手を持って行ってしまう事はありませんか?
わたしは、時々あります。

外出先で、
色々なところを触った手を、
無意識に口元に持っていったら…。

大変です。

でも、マスクをしていれば、
口元に手を持って行ったとしても、
マスクがブロックしてくれますね。


知ってしまえば、
とてもとてもシンプルな事ですが、
口をブロックしてしまえば、
ついうっかり口に手が行っても、
マスクが侵入を防いでくれるのです。

このお話をお聞きして、
どんなに暑くなっても、
着用しようと思いました。

マスクは他人だけではなく、
自分も守ってくれていたのです。

緊急事態宣言が一部解除され、
自粛の長期化でお疲れになっている時期かと思います。

多くの方に知っていただきたいと思い、
共有させていただきました。